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暗がりにうずくまっている女の首が太く白く見えた。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:54% 作品を確認(青空文庫)
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しゃがむ・うずくまる
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前後の文章を含んだ引用
......からおいてあげて下さいよ。」 上州生れで、繭 のように肥った彼女は、急な裏梯子 から信玄袋をかついで二階の女給部屋に上って行った。「お蔭様でありがとうございます。」暗がりにうずくまっている女の首が太く白く見えた。 「あなた、いくつ?」 「十八です。」 「まあ若い……」 女が着物をぬいで不器用な手つきで支度をしているのをそばでじっと見ていると、私は何かしら眼頭が熱くなって来た。......
単語の意味
首・頸・頚(くび)
首・頸・頚・・・1.頭と胴体をつなぐ細い部分。頸部(けいぶ)。また、「頭」そのものを指す場合もある。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
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闇の中のとかげ(人名)が、その白い歯が、白いシャツが、夢の中のように映えて見えた。
吉本 ばなな / とかげ「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
うるしを塗りつぶしたような闇がたちこめている
池波 正太郎 / 鬼平犯科帳〈1〉 amazon
直子の淡いブルーのガウンが闇の中でまるで魚のようにひらりと揺れるのが見えた
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
淡い闇が風に吹かれる膜のように都市の上をさまよい流れていた
村上春樹 / 回転木馬のデッド・ヒート(タクシーに乗った男) amazon
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葱(ねぶか)の茎ほどもないその子供の、細(こうま)い頸筋(くびすじ)
宇野 千代 / おはん amazon
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人間がしゃがんでいるかっこうというものは、天子様でも淋しいかっこうなんだろう。
林芙美子 / 新版 放浪記
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向こうに白っぽい光が見えた。甘くて冷たくて柔らかい、ビジュアルでいうと蛍みたいな、味として感じるとまさに洋なしのシャーベットみたいな光だった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
「喉・首・うなじ」カテゴリからランダム5
少女のうなじが鳩の背のようにしなやかにまるっこく、そして少しずつ動いていた
大江健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
餅を飲み込むように大きく頷く
獅子 文六 / てんやわんや amazon
少女らしい硬い線を持った細い首筋
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
ギニョール人形の首の部分だけががっくりと前に崩れたように頷く
藤本 義一 / やさぐれ刑事 amazon
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一枚の紙のように身を伏せながら
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私はまっさらのシーツと毛布の間にすべりこんだ。
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 amazon
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