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厚化粧でもしたような花模様が入口のまわりを飾っていた。
岡本かの子 / 巴里祭 ページ位置:81% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......で金の入歯をしたようにバル・デ・トロア・コロンヌだとか、バル・デ・ファミイユだとか、メイゾン・バルとか言うような踊り場が挟まっていた。ニスで赧黒く光った店構えに厚化粧でもしたような花模様が入口のまわりを飾っていた。毒々しいネオンサインをくねらせた飾窓の硝子には白墨で「踊り無料」と斜に走り書きがしてあった。之れは巴里祭の期間中これ等の踊り場がする、お得意様への奉仕であった。......
単語の意味
厚化粧(あつげしょう)
厚化粧・・・地肌を覆い隠した、素顔とは明らかに違う感じの化粧。化粧を多めにつかった、けばけばしい化粧。濃い化粧・濃化粧(こいげしょう)。 ⇔ 薄化粧(うすげしょう)。
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