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銅(あかがね)を磨いたような朝日が、遠くの榎の大樹を染めていた。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 作品を確認(amazon)
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朝日・朝の光
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単語の意味
朝日・旭(あさひ)
銅(どう)
朝日・旭・・・朝に昇る大陽。日の出。旭日(あさひ・きょくじつ)。
銅・・・金属元素のひとつ。元素記号Cu、原子番号29。赤っぽい金属。叩いたり引っ張ったりすることで、壊れず形を変え、熱と電気をよく通す。湿った空気中で酸化し、緑青色に変化する。電線や貨幣、銅製器具などの素材になる。あるいは青銅や黄銅などの合金にして使用される。
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家の軒端からのぼる朝の煙が、光を透して紫の羅(うすもの)のように柿の枝にまつわった。
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
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夜が死人のように静まりかえる
志賀 直哉 / 志賀直哉短篇集(剃刀) amazon
丸の内の街道を通ってゆくらしい自動自転車の爆音がきこえていた。 この町のある医者がそれに乗って帰って来る時刻であった。
梶井基次郎 / 城のある町にて
遠い山々が雪が煙ると見えるような柔らかい乳色につつまれる
川端 康成 / 雪国 amazon
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昼すぎに雪はやんだ。降りはじめた時と同じような唐突なやみ方だった。ぶ厚い雲が粘土のようにところどころでちぎれ、そこから差し込む陽光が壮大な光の柱となって草原のあちこちを移動した。素晴しい眺めだった。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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