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先へは平たい大きなかごをかける。その籠が時々風に揺れて鷹揚おうように動いている。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:40% 作品を確認(青空文庫)
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はためく・翻る 揺れる
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前後の文章を含んだ引用
......。大根卸し、摺小木すりこぎが並んで[#ルビの「か」は底本では「け」]けてあるかたわらに火消壺だけが悄然しょうぜんひかえている。真黒になった樽木たるきの交叉した真中から一本の自在じざいを下ろして、先へは平たい大きなかごをかける。その籠が時々風に揺れて鷹揚おうように動いている。この籠は何のために釣るすのか、このうちへ来たてには一向いっこう要領を得なかったが、猫の手の届かぬためわざと食物をここへ入れると云う事を知ってから、人間の意地の悪い事をしみ......
単語の意味
鷹揚(おうよう)
鷹揚・・・小さなことにこだわらずゆったりとしているさま。おっとりしていて争いとは無縁な感じ。大様(おおよう)。
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風が強いので疲れたネクタイが眼の前を鰻のような皺の寄りかたで泳いでいた
林 芙美子 / 茶色の目「林芙美子全集〈第15巻〉茶色の目 (1952年)」に収録 amazon関連カテはためく・翻るネクタイ
長い髪が、ふるえる肩のところで吹きすさぶ強い春風にさらされて踊っていた。
吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
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その途端、顔つきが豹変する。皮膚の下で、突然人格が入れ替わったような不気味さがある。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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むきだしのふくらはぎを洗うように、足元で風が渦巻いた。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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誰かが吐き捨ててアスファルトの表面でぺちゃんこになったガム
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ菓子全般舗道・アスファルト潰れる・ぺしゃんこ
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