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ちょうど山の向う側にまだ昇らぬ朝日があり、山の頂上線は異常に強い光を含んで、くっきりその傾斜を空の中に印していた。
野間宏 / 第三十六号「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 ページ位置:45% 作品を確認(amazon)
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朝日・朝の光
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前後の文章を含んだ引用
......た。 冬の空は冷たく晴れ、長く彎曲して突き出た寺院風の庇の下から、生駒や志貴の山の向うに連なる大和の連山の山頂の光りを放っているような長いうねりが、眺められた。ちょうど山の向う側にまだ昇らぬ朝日があり、山の頂上線は異常に強い光を含んで、くっきりその傾斜を空の中に印していた。そして山の中腹の突き出たところには、山の黒い地肌をところどころ見せて薄い雪がのこっていた。私は、私の右横に一尺ほどの間隔をおいて並んで立っている二人が、私と同じ......
単語の意味
含む(ふくむ)
朝日・旭(あさひ)
含む・・・1.口の中に入れて噛んだり飲み込んだりせず、そのままの状態のこと。
2.ある気持ちを態度に示したり、なんとなくにおわす。「憂いを含んだ表情」
3.ある範囲の中にその要素が入っていること。「サービス料を含んだ値段」
朝日・旭・・・朝に昇る大陽。日の出。旭日(あさひ・きょくじつ)。
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木立をぬう朝陽と澄んだ空気が、心の表面を 射すように懐かしかった。
吉本 ばなな / 大川端奇譚「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
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山の端から朝日が昇る。湖の町を、太陽の光が順番に洗っていく。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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