乾物みたような姿
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:80% 作品を確認(青空文庫)
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死人・遺体
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前後の文章を含んだ引用
......論より証拠だ。現在、たった今、君が一 わたり眼を通しただけでもゾッとさせられた位だからね……」 「……それは……そう……ですねえ……」 「そうだろう。その第六番目の乾物みたような姿のあとに、今一つ白骨の絵か何かを描 き添えたら、それでモウ充分にその絵巻物は完成していると云っていい。そうして残った白い処へ諫言 の文だの、苦心談だのを書いて献上し......
単語の意味
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
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