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哀絶
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喪失感(大切なものを失う)
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単語の意味
哀絶(あいぜつ)
哀絶・・・とても悲しいこと。また、そのさま。
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喪失感(大切なものを失う)の表現・描写・類語(悲しみのカテゴリ)の一覧 ランダム5
(弟が生まれてしばらくして曾祖父が死んだ。)弟を撫でているうち、この赤ちゃんを産んだのは曾祖父ではないか、との思いにとらわれ、彼は自分でもわけが分からず奇妙な気分に陥った。これがつまり、悲しいという気持なのだろうか、と自分に問いかけた。
小川 洋子 / 盲腸線の秘密「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
弟のいない暮らしは、音のない映画みたいに、なにかが欠けている感じがした。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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「悲しみ」カテゴリからランダム5
絶叫したくなるほどの悲しみがわたしを襲う。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
絶望的なものが満ち潮のように押しよせてきた
壺井 栄 / 二十四の瞳 amazon
「生と死」カテゴリからランダム5
(白いソフトボールのような死)「そういうのをメスで切り開いてみたいって気がするのよ。死体をじゃないわよ。その死のかたまりみたいなものをよ。そういうものがどこかにあるんじゃないかって気がするのね。ソフトボールみたいに鈍くって、やわらかくて、神経が 麻痺 してるの。それを死んだ人の中からとりだして、切り開いてみたいの。いつもそう思うのよ。中がどうなってるんだろうってね。ちょうど歯みがきのペーストがチューブの中で固まるみたいに、中で何かがコチコチになってるんじゃないかしら? そう思わない? いや、いいのよ、返事しないで。まわりがぐにゃぐにゃとしていて、それが内部に向うほどだんだん硬くなっていくの。だから私はまず外の皮を切り開いて、中のぐにゃぐにゃしたものをとりだし、メスと ヘら のようなものを使ってそのぐにゃぐにゃをとりわけていくの。そうすると中の方でだんだんそのぐにゃぐにゃが硬くなっていってね、小さな芯みたいになってるの。ボールベアリングのボールみたいに小さくて、すごく硬いのよ。そんな気しない?」
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
犬は一度にたくさんの子犬を生むんだ。しかも安産でね。《…略…》えんどうの実がさやから弾けるみたいに、気持ちよくぷちぷち、子犬が生まれてくるのかしら
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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