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鉛筆のしんで頬っぺたを突つきながら
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:30% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
...... 弐拾銭。 肌色美顔水 弐拾八銭。 御神酒 弐拾五銭。 一合。 引越し蕎麦 参拾銭。 階下へ。 一、壱円拾六銭 残金 「たったこれだけじゃ、心細いわねえ……」 私は鉛筆のしんで頬っぺたを突つきながら、つんと鼻の高い時ちゃんの顔をこっちに向けて日記をつけた。 「炭はあるの?」 「炭は、階下の小母さんが取りつけの所から月末払いで取ってやるって云ったわ。」 時ちゃん......
単語の意味
頬(ほお・ほほ)
頬っぺた(ほっぺた)
頬・・・顔の一部。顔の両脇で、口の真横にあるやわらかい部分。ほっぺ。ほっぺた。
頬っぺた・・・頬(ほほ・ほお)。顔の両脇で、口の真横にあるやわらかい部分。ほっぺ。
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考える・頭を回転させるの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
唇の手前で白いコーヒーカップを止めて、美鈴は考え込む目つきになる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
考える。何か正解に辿り着きそうな気配を、感じていた。暗闇の中で手を前に伸ばしてゆっくりと歩き、先は見えないがそれでももう何歩かで壁に行き当たる予感がある
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
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さらさらと答案用紙の上を滑る鉛筆の音がとてもよく似合うしんとした雪の日
松村栄子 / 至高聖所 amazon
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「思考・頭の中の状態」カテゴリからランダム5
その時翔の胸に込み上げてきたのは紛れもない喜びだったが、いまそれは最終面接というプレッシャーの中で、緊張へと化学変化を遂げていた。
池井戸 潤「民王 (文春文庫)」に収録 amazon
さて、僕は思った。でも「さて」のあとが続かなかった。僕は思考の巨大な空白の真ん中にいた。どちらに行っても、何処まで行っても空白だった。何にもいきあたらなかった。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
考えると頭が老化しなくていい
村上春樹 / ファミリー・アフェア「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
ときどき彼は、彼女がこの東京にいるのだということを、何かの拍子にふと思い出しどうしているだろうかなどと考えることがあった。がそれがまるで溝の中から浮かび上ってくる水泡のように、彼の意識に上ってきては、すぐさま、跡形もなく、消えて行ってしまうのであった。
野間 宏 / 残像「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
気持ちよく受取って
林芙美子 / 新版 放浪記
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かすれた文字をつらねて
林芙美子 / 新版 放浪記
鉛筆をなめなめ帳面づけ。
林芙美子 / 新版 放浪記
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