TOP > 感情表現 > 気分が晴れない・落ち込む
総てはもう済んだ筈なんだ。ところが、僕の気持だけがどうしても、本統にそこへ落ちついてくれない。何か変なものが僕の頭の中でいぶっている
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:75% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
わだかまり(もやもやした嫌な気分)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......子が少しも憎めないのだ。再びそれを繰返さぬように云って心から赦しているつもりなのだ。実際再びそういう事が起るとは思えないし、事実直子には殆ど罪はないのだ。それで総てはもう済んだ筈なんだ。ところが、僕の気持だけがどうしても、本統にそこへ落ちついてくれない。何か変なものが僕の頭の中でいぶっている」「それは君の云うように時の経過を待つより仕方ないかも知れない。現在は寧ろそれが自然だよ」「それより仕方のない事だ」「無理な註文かも知れないが、事件として解決の......
ここに意味を表示
わだかまり(もやもやした嫌な気分)の表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
先日の話し合いで感じたもやもやは消化不良のまま、腹のどこかに居座っている。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
何ともすっきりしないものが残る。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
腹の底に重い石を抱え込んだような心持ち
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「嫌い」カテゴリからランダム5
「気分が晴れない・落ち込む」カテゴリからランダム5
牛のように 首 垂れたまま、足を引きずって戻っていきました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
嫌い の表現の一覧
気分が晴れない・落ち込む の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ