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うす味を好むようになった。 だからある意味では、一般の人々よりも、ものの味をかみしめ、食通に通じつつあるのかもしれない。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 ページ位置:87% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......、当人は、「ものの味がよく分ってきた」と、まけおしみでもなさそうにいう。味つけなしのようなものばかり食べているうちに、あまり甘いものもすきではなくなり、ますますうす味を好むようになった。だからある意味では、一般の人々よりも、ものの味をかみしめ、食通に通じつつあるのかもしれない。*病人のことを書いたついでに、肝臓の弱いひとの話もつけ加えよう。このあいだ、肝臓が悪いという人と話していて、「肉だって食べてよいのよ、ただバタでいためたり、バタ......
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仕事に熱心だが、食べることにも熱心な人物として描かれている。仕事の合間に食べるものも、おいしいものをえらんでそれを実においしそうに食べる。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
おいしいといわれるものなら無理をしてでも食べにゆくし、また、おいしいかどうかわからないもので、見た目には少々うす気味わるいものでも、食べものであればちょっと味わってみたいたちだ。 この十年間は、ずいぶん国外も国内も旅行したので、旅の思い出は限りなくあるが、その思い出も、たべものとつながっている場合が多い。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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旅行・旅に出るの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
四人で仲よくスペイン旅行を楽しんだが、そのときは男性もまじえた四人組なので気も強くなり、場末のレストランや居酒屋ふうの店にもって出かけた。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
ひとりで旅へ出ることは、おのれを知ることになる。 つまり、見も知らなかった人びとが自分に相対しての口のききよう、表情のうごき、態度の変化などによって、 (ああ、自分は、この人にこうおもわれているのだな) ということがわかる。知合いの人たちではこうはいかぬ。まったく見知らぬ人のゆえに、その反応によって、われわれは、自分自分をたしかめることができるのである。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
段々陽のさしそめて来る港町をつっきって汽車は山波 の磯べづたいに走っている。私の思い出から、たんぽぽの綿毛のように色々なものが海の上に飛んで行った。海の上には別れたひとの大きな姿が虹 のように浮んでいた。
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観光地・行楽地・名所の表現・描写・類語(イベントのカテゴリ)の一覧 ランダム5
バカンス村は、その名のとおり、都会の生活を忘れて休暇を味わう村なので、時計もおかない。電話も、テレビ、ラジオもない生活に入る。自然の中で憩い、いやなことは忘れて楽しく遊び暮すのが、このクラブの趣旨である。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
軽井沢は、冬に用のない土地だがら、シーズンを迎えると、まる一年の休眠からパッと覚めたように活気づくのである。
獅子 文六 / 胡椒息子「胡椒息子 (1953年) (角川文庫〈第668〉)」に収録 amazon
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「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
(文章問題の音読)この問題は三つの文章から成り立っている。ハンカチとくつ下が三回ずつ出てくる。×枚、×足、×円。×枚、×足、×円……この繰り返しのリズムを、的確につかんでいた。味気ないドリルの問題が、一篇の詩のように聞こえたよ
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
どしんと頭を叩 かれたようにふらふらっとして
宮沢賢治 / セロ弾きのゴーシュ
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大音量のオーバーチュアが佳境に差し掛かる。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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