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自分の靴音だけが反響するがらんどうの廊下
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 ページ位置:88% 作品を確認(amazon)
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足音・靴音
こだま・やまびこ・反響する
廊下・通路
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......う言いくるめて保ってきた心の均衡が、望月彩子の出現によって破られる。そんな予感が胸騒ぎを大きくしていた。47 二十分ほどして地下に下りた。 足は自然と速まった。自分の靴音だけが反響するがらんどうの廊下を抜け、食堂に入ると、天窓のある壁際の席に白いTシャツ姿の若い女が座っていた。 互いに顔は知っていた。六日前にも高崎市内の霊園で会った。悠木を睨み付けた。懸命に......
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(ぶきみな家庭教師がやってくる)今まで聴いたことのない重々しい軋みが、廊下を近付いてきた。
浅田次郎 / 悪魔「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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長い鉤(かぎ)の手のお廊下
井上 靖 / 猟銃「猟銃・闘牛 (新潮文庫)」に収録 amazon
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雨で水かさを増した川音がズシンズシンとまるでだれかに背中をどやされるみたいに響いてくる
三浦哲郎 / ユタと不思議な仲間たち amazon
底のほうで鳴っているような重い海の響き
原田 康子 / 挽歌 amazon
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四角く切り取られたように外に向かっているテラス
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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