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風を通そうと、二、三の窓を開け放った。路上の雑音や鳥の鳴き声などが家の中にも入り込み、それまでの侵しがたいような静寂さは霧散していった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:89% 作品を確認(amazon)
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室内(空間)が静か 扉(門・窓)の開閉
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......供のような満面の笑みを見せ、手を広げて尋恵を歓迎した。〈22〉 工作 昼を過ぎ、座っていても汗が滴り落ちるような蒸し暑さが的場邸のリビングにこもってきた。雪見は風を通そうと、二、三の窓を開け放った。路上の雑音や鳥の鳴き声などが家の中にも入り込み、それまでの侵しがたいような静寂さは霧散していった。 義父は相変わらずの黙考状態が続いている。歩き回ったり、カーペットの上にあぐらをかいたり、ソファに座ったりと動きだけは落ち着かないが、その口からは小さな唸り声し......
単語の意味
霧散(むさん)
静寂(せいじゃく)
霧散・・・霧のように散って、あとかたもなく消えること。雲散霧消(うんさんむしょう)。
静寂・・・物音一つなく静まり返っていること。ひっそりとして寂しさのあること。また。そのさま。「寂」は訓読みで「しず(か)」とも読める。
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