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杉は、まっすぐ垂直に伸びるので、濡れそぼった窓からは、霞の中に浮かび上がっているその足許だけが見える。
平野啓一郎「ある男」に収録 ページ位置:93% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......雑木の繁茂が、時折フロントガラスをくすぐり、車体が揺れる度に、泥水の翼が、タイヤの下で驚いたように羽ばたいた。尻に伝わってくる振動には、冒険的なものがあった。 杉は、まっすぐ垂直に伸びるので、濡れそぼった窓からは、霞の中に浮かび上がっているその足許だけが見える。急峻な道を走っているので、今日は霞んで見えないが、その木々の先には、ただ空だけがあるはずだった。 道は大きくうねっていて、時々視界が開けると、遥か遠くの下方に、......
単語の意味
霞(かすみ)
・・・1.遠くにある山などの前に、帯状の煙りのようなものが見える現象。春の朝などによくある、遠くをはっきり見えなくさせる雲のようなもの。
2.目に白いものがかかったようになって、ものがぼんやりと見えること。翳み(かすみ)。
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