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夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:49% 作品を確認(青空文庫)
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夕日・西日
雨模様・今にも降りそう
木漏れ日
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前後の文章を含んだ引用
......の寄合でもそう長くは続かんものと見えて、談話の火の手は大分 下火になった。吾輩も彼等の変化なき雑談を終日聞かねばならぬ義務もないから、失敬して庭へ蟷螂 を探しに出た。梧桐 の緑を綴 る間から西に傾く日が斑 らに洩 れて、幹にはつくつく法師 が懸命にないている。晩はことによると一雨かかるかも知れない。 利 いた風だと一概に冷罵 し去る手合 にちょっと申し聞けるが、そう云 う人間だってつい近年までは運動の何者たるを解......
七
吾輩は近頃運動を始めた。猫の癖に運動なんて単語の意味
つくつく法師・寒蝉・蛁蟟(つくつくぼうし)
斑(まだら・むら・ぶち)
つくつく法師・寒蝉・蛁蟟・・・セミ科の一種。夏の半ば過ぎから鳴く小形の蝉。体長3cmほど。「オーシーツクツク」と鳴くのが名前の由来。筑紫恋し。法師蝉。「蛁蟟」は「みんみんぜみ」とも読める。
斑・・・1.下地の色とは違う色が、不規則に混じっている模様。いろいろな色や濃淡の入りまじっている模様。また。そのさま。
2.1が転じて、ある現象が現れたり、現れなかったりすることのたとえ。はっきりした部分とそうでない部分があるのたとえ。
2.1が転じて、ある現象が現れたり、現れなかったりすることのたとえ。はっきりした部分とそうでない部分があるのたとえ。
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夕日・西日の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
小さい畠の彼方の栗の木には、だんだんと傾いて行く日足が、黄色い灯を点したようにしずかにさしている。
鈴木 三重吉 / 桑の実 amazon
西日が庭の木立を光と影に分けていた。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
淡い暮れ方の日光が、湖面の靄(もや)を通してほの赤い縞になって射す
石川 達三 / 花のない季節 amazon
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落葉樹の古木がレースのような影をひろげる
曽野 綾子 / 夫婦の情景 amazon
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「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
淡い藍色の闇が水で溶いたインクのように山の斜面を覆っていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
「晴れ・曇り」カテゴリからランダム5
(梢の下に鹿がいて)太陽が、ちょうど一本のはんのきの頂 にかかっていましたので、その梢 はあやしく青くひかり、まるで鹿の群を見おろしてじっと立っている青いいきもののようにおもわれました。すすきの穂も、一本ずつ銀いろにかがやき、鹿の毛並 がことにその日はりっぱでした。
宮沢賢治 / 鹿踊りのはじまり
パームツリーやイチジクの木の緑には、 微睡むような白んだ光が注いでいる。足下の芝生に落ちている影に目を遣りながら、洋子は、それが決して単なる黒ではない、様々な色を持っていることを改めて知った。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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