胸の中が空っぽになるような深い溜め息が口からほとばしり出る
柴田 翔 / されどわれらが日々―(ロクタル管の話) 作品を確認(amazon)
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ため息・吐息
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単語の意味
迸る(ほとばしる)
胸(むね)
溜め息・溜息・ため息(ためいき)
迸る・・・(液体が)勢いよく吹き出る。飛び散る。強く流れ出る。
溜め息・溜息・ため息・・・気苦労や失望、また、感動したときや緊張がとけたときに、思わず出る大きな息。大息(おおいき・たいそく)。長息(ちょうそく)。
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ため息・吐息の表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
にらみつけるような目をしてぱつぱつとした唇の隙間から鋭く短い息を吐いた。まるで目に見えるようなとがった息。
川上 未映子 / あなたたちの恋愛は瀕死「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
胸の中が空っぽになるような深い溜め息が口からほとばしり出る
柴田 翔 / されどわれらが日々―(ロクタル管の話) amazon
大きな息遣いが聞こえた。尾畑小枝子の漏らしたため息だった。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
いまいましそうにため息をついてまたソファの背にもたれる。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
胸に残るためらいをすべて吐き出すようなため息をついた。
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
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「嫌い」カテゴリからランダム5
いつも見るとははるかに 醜い顔をしていることにちょっと驚いた。変に角張った、ゆがんだような 不愉快 な顔をしていた。
志賀 直哉 / 瑣事「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
ため息をつく代わりに、コーヒーを飲み干した。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
胴体を荒繩でくくりあげて、空高く起重機で吊りさがりたいような疲れを感じる。
林芙美子 / 新版 放浪記
「安心する」カテゴリからランダム5
「呼吸」カテゴリからランダム5
口をつぐんでいつもの咳をしはじめる。最初はケホン、ケホン、と軽く喉を震わすように、やがて肺全体から吐き出される濁った音をためらいもなく車両の内部に 撒き散らして、たいして苦しげでもない放心した顔つきで宙を見つめながら、いつ終わるともなく咳き込んでいる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「感動」カテゴリからランダム5
(胸に響く音楽)ただ、やさしくて、美しくて、うっかりすると涙が出そうなくらい素直に胸に響く。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
本当の言葉って沁み込むんだ。 大地の上で融けた一片の雪のように静かに沁み込んでいくものなのだ。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
感投詞を奉呈した。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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