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油が尽きて段々と細くなっていく灯火を見ているような、はかない無力な気持ち
海音寺塩五郎 / 戦雲「武道伝来記」に収録 作品を確認(amazon)
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だるい・気分が重い・倦怠感
気持ちが萎える(しょんぼり)
頼りない
儚い(はかない)・もろい
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倦怠 は暑さのせいでも、閑暇のせいでもない。僕と母はほとんど魂を抜かれて、もう何をすることも 億劫 になっていた
浅田次郎 / 悪魔「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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うきうきとわくわくが詰まっていた気持ちのどこかが、しぼんでいきそうになった。
瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 amazon
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田村先生は糸の切れた凧のように頼りなく東京に舞い戻って行ってしまった。
有吉 佐和子 / 紀ノ川 amazon
足もとが寒くなり尻から力が抜けて行くような頼りなさを感じさせられた
堀田 善衛 / 鬼無鬼島 amazon
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儚い(はかない)・もろいの表現・描写・類語(印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
梶井基次郎 / 筧の話
沼に消える鬼火のように、いたってはかない存在
瀬戸内 寂聴 / 愛すること―出家する前のわたし amazon
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風が利用できなくなった帆船のような失望
岡本 かの子 / 岡本かの子全集 amazon
ずっと消えることなく心に掛かっていた鬱屈の霧
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
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しばらくは呆然 として瘧 の落ちた病人のように坐っていた
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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丸一昼夜眠っていない 朦朧 とした感覚をとおして、
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
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犯しがたい威厳
梶井基次郎 / 冬の蠅
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