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晴々しい黄昏で、点きはじめた町の灯が水で濯(すす)いだように鮮かであった。
林 芙美子 / 泣虫小僧 作品を確認(amazon)
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街灯・外のあかり
夕方
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単語の意味
黄昏(たそがれ)
黄昏・・・1.夕暮れ。夕闇。日が沈んで、月が出るまでの間の薄い暗闇。暗くなって顔の区別ができないので、「誰そ彼(たそかれ)」つまり「お前は誰か」と尋ねるのが由来。
2.ピークの状態を過ぎてだいぶ衰えたころ。
2.ピークの状態を過ぎてだいぶ衰えたころ。
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街灯・外のあかりの表現・描写・類語(光と影のカテゴリ)の一覧 ランダム5
噴水のある広い場所だ。瀟洒なガス灯のようなものが並んでいる。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
外灯が芝生の一郭や噴水の周りのベンチを白く照らしていた。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
夕方の門燈 が薄明るくついていて、むかし信州の山で見たしゃくなげの紅 い花のようで、とても美しかった。
林芙美子 / 新版 放浪記
広大な敷地を見下してぜんまいのように曲った背の高い水銀灯が何本も立ち並び、不自然なほど白い光を隅々にまで投げかけていた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
夜になりきれない街の、オパールの夕景
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
十二月の真夜中は、深海にいるかのように静かで暗かった
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
夕陽がだんだん燃えたって来る。
林芙美子 / 新版 放浪記
夕暮れが庭の緑を塗りつぶし始めた頃
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
「光と影」カテゴリからランダム5
南京玉をこぼしたように、そのさじきの帯をいろどるぼんぼり
永井竜男 / 風ふたたび「永井龍男全集 5 長篇小説 1」に収録 amazon
暗い寒い港町には提灯 の火があっちこっち飛んでいた。
林芙美子 / 新版 放浪記
「外の設備・工作物」カテゴリからランダム5
街灯が等間隔に立っていて、ひとしなみにあたりを照らしている
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
広告イルミネーションの気ぜわしい明滅。
宮本百合子 / 伸子
崖下の町の灯がいさり火のようにきらきら光っていた
林 芙美子 / 茶色の目「林芙美子全集〈第15巻〉茶色の目 (1952年)」に収録 amazon
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