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雪の頃になると、いつも私は足指に霜やけが出来て困った。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:25% 作品を確認(青空文庫)
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冬
あかぎれ・しもやけ・凍傷
雪
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......な大阪のお天陽様ばかりを見ていると、塩辛いおかずでもそえて、甘味い茶漬けでも食べて見たいと、事務を取っている私の空想は、何もかも淡々しく子供っぽくなって来る。 雪の頃になると、いつも私は足指に霜やけが出来て困った。――夕方、沢山荷箱を積んである蔭 で、私は人に隠れて思い切り足を掻 いていた。指が赤くほてって、コロコロにふくれあがると、針でも突きさしてやりたい程切なくて仕様がな......
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冬の表現・描写・類語(冬のカテゴリ)の一覧 ランダム5
何もかも寒さのために身動きできず、風さえも空で凍りついてしまっているような一日
小川 洋子 / 余白の愛 amazon
音を立てずに肌を透す隠忍な質の冬
夏目漱石 / 門 amazon
街にクリスマスの飾りがみられるようになった時期
向田邦子 / 大根の月「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
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あかぎれ・しもやけ・凍傷の表現・描写・類語(健康・体調・病気のカテゴリ)の一覧 ランダム5
足が灼 くやうに傷 んで
宮沢賢治 / ひかりの素足
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靴が破れていた。そこへ針のような雪がはみこんでいる。
黒島 伝治 / 渦巻ける烏の群 amazon
壁を立てたように雪が視野を塞ぐ
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
滲み出るように雪の粉が次から次へと下界へ急いでいた。
福永 武彦 / 草の花 amazon
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「雪・霜・あられ」カテゴリからランダム5
川の上におちるのや、庭のおち葉をたたきながらはねかえる霰は、まるで純白の玉を飛ばしたようであった。
室生犀星 / 上田秋成「性に眼覚める頃」に収録 amazon
「冬」カテゴリからランダム5
冬の夜が錐(きり)のような霜を挟んでからりと明け渡る
夏目 漱石 / 門 amazon
「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
健康で牛のような女
岡本かの子 / 巴里祭
神がかりにあった人が神から見放された時のように、葉子は深い肉体の疲労を感じて
有島武郎 / 或る女
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