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歩くことを忘れた二本の足が、空洞のガラス管のように力なくのびている。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 ページ位置:1% 作品を確認(amazon)
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痩せすぎた体形 寝たきり
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前後の文章を含んだ引用
......むつが目に飛び込んでくる。それは彼女の細く脆い腰には似つかわしくない、大袈裟なものだ。二重三重になった紙は、股間の曲線をなぞることなく、むやみにふくらんでいる。歩くことを忘れた二本の足が、空洞のガラス管のように力なくのびている。わたしはさえの腰に手を掛ける。両面テープがざらついた音を残して剥れる。それと同時に濃密な臭気が立ち上がる。粘ついた空気が喉に絡み付く。わたしは汚物を吸い込んで重......
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足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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歩くことを忘れた二本の足が、空洞のガラス管のように力なくのびている。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon関連カテ痩せすぎた体形寝たきり
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心労と塵労が全身にかさぶたのようにかぶさる
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