TOP > 感覚表現 > 音の響き > 草木のざわめき


カテゴリ検索 単語の意味
くさむらが、背丈の高い野菊のしげみを風にゆすって、彼をまねいている。
野間 宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 ページ位置:69% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
草木のざわめき
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......法をみつけなければならないからであろう。しかし、この一口坂停留場の前に出る九段三丁目の上り坂が、彼の心をよびよせると言ってもいいのである。この右手に拡がる焼跡のくさむらが、背丈の高い野菊のしげみを風にゆすって、彼をまねいている。《しかし。》と及川隆一はちらと思う。《あるいは、いまから志津子の家の辺りへ行けば、彼女を呼び出すことが出来るかも知れないな……》《いや、もう何処か友達のところへ......
単語の意味
背丈(せたけ)
背丈・・・1.背(せ)の丈(たけ)。背の高さ。身長。
2.洋裁で、後ろ首の付け根から、ウェストまでの長さ。
3.和裁で、着物の身頃(みごろ)のでき上がり寸法。
ここに意味を表示
草木のざわめきの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
破裂しそうな教室を、ぼんやりと騒がしさの外から見つめていた。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
耳から少しでも意識をそらすと消えてしまいそうな、慎ましい音だった。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
「植物」カテゴリからランダム5
黒いビロウドのような繁み
レイモンド チャンドラー / 湖中の女 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧 
植物 の表現の一覧 
感覚表現 大カテゴリ
表現の大区分