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(考えることをやめられない)考えることに 倦んだ頭が、どうしてもひとつの結論を欲しがっている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:71% 作品を確認(amazon)
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思い悩む・頭を悩ませる
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前後の文章を含んだ引用
......と、短絡的に納得してしまいそうになる。それ以外にはもうどんな動機も考え出せないからか、十和子のためにひとりの男が殺人まで犯したと思うことが一種甘美であるからか。考えることに倦んだ頭が、どうしてもひとつの結論を欲しがっている。 黒崎にどんなことをされたか、陣治に話したことがあっただろうか? 夜中にうなされて揺り起こされたことが何度かあったから、うわ言で何か口走った可能性はある。だがた......
単語の意味
倦む(うむ・あぐむ)
倦む・・・同じ状態が続いてイヤになる。退屈する。あきる。
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考えると頭が老化しなくていい
村上春樹 / ファミリー・アフェア「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
思案投げ首という格好で、のどかに座り込む
川端 康成 / 掌の小説 amazon
からっぽの頭の底をこするようにして質問をひねり出した。
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
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頭から離れないの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
〝X〟の話を聞いて以来、その存在に四六時中つきまとわれていた。丁度、頭の中で止まらなくなってしまった何かのメロディのように、歩いていても、電車に乗っていても、家族と食事をしていてさえも、〝X〟のことを考えているのだった。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
(喪服のことが頭から離れない)そのうち身体中が、喪服喪服喪服喪服もふく……っていう感じに埋めつくされた。喪服が、何か不気味な生物のように次々交尾して、繁殖していったんだ。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
頭の中は尾畑守誘拐事件のことで一杯だった。何か他のことに気を取られていても、いつも思念の内側に捜査記録の断片がスルリと忍び込んでくる。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
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思い悩む・頭を悩ませるの表現・描写・類語(気分が晴れない・落ち込むのカテゴリ)の一覧 ランダム5
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若い時に夢想した念願
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
ちらついてくる杉山の 痩せて 尖った頬や肩の輪郭を心の中から消し去ろうと努めた。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
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ふわ/\とした最後の希望なんか、一たまりもなく雲夢のように吹き飛ばす
岡本かの子 / 巴里祭
いきているのにまるでファインダーや額縁の中に閉じ込められているようなようす
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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