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遠く青白く流れているような天の川
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夜空
銀河・天の川
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単語の意味
天の川(あまのがわ)
天の川・・・晴れた夜空に、白くて川のように見える星の群れ。夜、空に帯状に見える無数の恒星の集まり。銀河。
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夜空の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
海の断面のような月夜
横光 利一 / 花園の思想 amazon
空を見ると、氷柱 の枝に星があった
吉川英治 / 八寒道中
金閣には潮のように夜が押し上げ
三島 由紀夫 / 金閣寺 amazon
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銀河・天の川の表現・描写・類語(空・中空のカテゴリ)の一覧 ランダム5
重湯を流したような天の河が、黒い樹影と屋根の上に浮いている
岩田 豊雄 / 沙羅乙女 amazon
南の山のすぐ下を、神去川が闇に白く流れている。見上げれば映したように、空にも大きな星の川。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
花火でいっぱいのような、あまの川
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜
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「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
白い月と、川波と、そして、お喜乃の銀釵 が、かすかに、ふるえているばかりである。
吉川英治 / 治郎吉格子
ハリケーンのときも、前の日の夕焼けが、あんまり大火事のようで、しかもその赤がどす黒くて
三島 由紀夫 / 午後の曳航 amazon
凛とした静けさは、星のない重たげな空全体に広がり
季良枝 / 由煕 amazon
「空・中空」カテゴリからランダム5
月の輝きを無心に眺めているうちに、天吾の中に古代から受け継がれてきた記憶のようなものが呼び起こされていった。人類が火や道具や言語を手に入れる前から、月は変わることなく人々の味方だった。それは天与の灯火として暗黒の世界をときに明るく照らし、人々の恐怖を和らげてくれた。その満ち欠けは時間の観念を人々に与えてくれた。月のそのような無償の慈悲に対する感謝の念は、おおかたの場所から闇が放逐されてしまった現在でも、人類の遺伝子の中に強く刷り込まれているようだった。集合的な温かい記憶として。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
(夕月)貝がらのようにほの白い夕月が、ほそくかかっていた。
永井竜男 / 風ふたたび「永井龍男全集 5 長篇小説 1」に収録 amazon
黒曜石のように黒い太陽が輝く
大岡 昇平 / 野火 amazon
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