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皮肉を極めた冷笑
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:69% 作品を確認(青空文庫)
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あざ笑う・あきれて笑う
皮肉・嫌み
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前後の文章を含んだ引用
......ろう。第一吾輩が、その手を喰わずに、こうやって生き長らえて、ここへ出て来て喋舌 っているのが何よりの証拠じゃないか」 こう云い終ると正木博士は、如何にも憎々しい、皮肉を極めた冷笑を浮めた。回転椅子の上に反 りかえって傲然 と腕を組んだ。葉巻の煙を高々と吹き上げつつ嘯 いた。恰 も若林博士が、どこからか耳を澄まして聞いているのをチャント予期してい......
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あざ笑う・あきれて笑うの表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
胸のすき切るまで思い存分笑ってやる
有島武郎 / 或る女
一瞬、助教授の肉のおちた頰にゆっくりとうすい 嗤 いがうかんだ。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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皮肉・嫌みの表現・描写・類語(対立・敵対のカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼の音楽性の欠如が批判される際には、「確かに超絶技巧で、その鍛錬に余念のないことには敬服せざるを得ないが、しかし、……」と、皮肉な前置きとされてきたのだった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
愛のある皮肉
宮本百合子 / 伸子
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「対立・敵対」カテゴリからランダム5
四〇ミリ機銃と二〇ミリ機銃のシャワーのような洗礼
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
「嫌い」カテゴリからランダム5
苦虫を噛みつぶしたような、サギのような顔つき
開高 健 / 地球はグラスのふちを回る amazon
「安心する」カテゴリからランダム5
「表情・顔に表れた気持ち」カテゴリからランダム5
微笑は頰と口との周りに作られていたが眼は笑っていなかった。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
「笑う・笑み」カテゴリからランダム5
子供のような笑顔も見せた。生きていると面白いことがある、という風に
永井龍男 / 永井龍男全集〈1〉(「あいびき」から) amazon
意地悪な光をたたえた笑み
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
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