TOP > 感覚表現 > 音の響き > 静けさ・静寂

TOP > 風景表現 > 家・建物 > 廃墟・廃屋・瓦礫の山


カテゴリ検索 単語の意味
村に足をふみ入れた時、どの小屋も怖ろしいほど不気味に静まりかえり、誰一人としてそこにいないことに気がつきました。   廃墟 というより、戦いでたった今、 蹂躙 された部落のようでした。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:30% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
静けさ・静寂 廃墟・廃屋・瓦礫の山
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ちかくまでくると、さっきより、もっとはっきり聞えました。吐き気のするような生臭い臭気がその方向から風に流れて鼻についてきます。魚の腐ったような臭気でした。そして村に足をふみ入れた時、どの小屋も怖ろしいほど不気味に静まりかえり、誰一人としてそこにいないことに気がつきました。 廃墟というより、戦いでたった今、蹂躙された部落のようでした。焼きうちにかけられてこそいませんでしたが、道にはこわれた皿や椀があちこちに散らばり、家という家は開けっ放しになり戸はすべて叩き破られていました。猫はひくく唸りな......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
ここに意味を表示
静けさ・静寂の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
耳を塞がれたかと思うほど静か
竹西 寛子 / 天馬の丘「長城の風」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
廃墟・廃屋・瓦礫の山の表現・描写・類語(家・建物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
木々がざざあっと揺れた。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
「家・建物」カテゴリからランダム5
車の通る道から外れて、林の間の小径を歩いて行き、木立を屛風のように廻した内に、その百姓家は残っていた。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon関連カテ家の佇まい・外観林道
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧 
家・建物 の表現の一覧 
感覚表現 大カテゴリ
表現の大区分