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町々は、夜になると、ひっそりと暗い闇につつまれてしまう。  古い京の町が、そのまま闇の中に息づいてい、細い道には車も人も通らず、人声も絶えてしまう。  そこに私は、むかしの江戸の町の夜の姿を感じることができる。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:10% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......畢竟は、京の町に〔江戸〕を見るからであった。 このごろ、私は京都へ行くと、町のにぎわいを避け、上京や中京の町家が密集する道を歩きまわるのが常となった。 こうした町々は、夜になると、ひっそりと暗い闇につつまれてしまう。 古い京の町が、そのまま闇の中に息づいてい、細い道には車も人も通らず、人声も絶えてしまう。 そこに私は、むかしの江戸の町の夜の姿を感じることができる。 料亭〔万亀楼〕も、こうした町の一角にある。 この古い料亭の名を、かねてからききおよんでいた私だが、客となったのは今度がはじめてであった。 織物で知られた西陣の......
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姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
京(けい・きょう)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
・・・1.数の単位のひとつ。一兆の一万倍。古くは、一兆の10倍を指した。
2.都のこと。京都や東京の略。
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