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(夜の山)四方の山々は 蠑螈いもり の背のように黒かった。
志賀 直哉 / 焚火「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 ページ位置:22% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......板を舟縁のいい位置に渡して、「お乗り下さい」と言った。妻から先へ乗せた。小舟は押し出された。 静かな晩だ。西の空にはまだ夕映えの名残りがわずかに残っていた。が、四方の山々は蠑螈の背のように黒かった。「Kさん、黒檜が大変低く見えるね」とSさんが舳から言った。「夜は山は低く見えますよ」Kさんは艫に腰かけて短い櫂を静かに動かしながら答えた。「焚火をしてますわ」と......
単語の意味
背(せ)
井守・蠑螈(いもり)
・・・1.背中。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背面。
2 物の後ろ側。背面。
3.立っているものの、高さ。
井守・蠑螈・・・イモリ科の両生類。池や沼、井戸などに住むトカゲに似た生き物。背中は黒味がかった茶色で、腹は赤くて黒い斑紋がある。手足ともに短て、尾は大きく平べったい。古来、イモリの黒焼きは、飲むと欲情する「ほれ薬」といわれた。名前の由来は、井戸や池など水のあるところに棲んでおり「井戸の守り主(井守)」と思われたことからとされる。
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