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銀座の散歩も、もう歩き足り、見物し足りた気怠 るさを、落した肩と引きずる靴の足元に見せはじめた。
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:45% 作品を確認(青空文庫)
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疲れる・疲労感
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前後の文章を含んだ引用
......の外套 や手柄 をかけた日本髷 や下町風の男女が、目立って交っていた。 人混を縫って歩きながら夜店の側に立ち止ったり、青年の進み方は不規則で乱調子になって来た。そして銀座の散歩も、もう歩き足り、見物し足りた気怠 るさを、落した肩と引きずる靴の足元に見せはじめた。けれども青年はもっと散歩の興味を続け、又は、より以上の興味を求め度いらしく、ズボンのポケットへ突込んだ両手で上着をぐっとこね上げ、粗暴で悠々した態度で、街を漁 り......
単語の意味
気怠い(けだるい)
気怠い・・・体がなんとなくだるい。なんとなくやる気がしない。
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三日間森の中をさまよい歩いた子供のようにぐったりと疲れていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
(電話相手が疲れている)時差はどれくらい? とか調子はどう? とか聞いても答えが全くない。ただ、 「うん、とにかく帰るわ。」 と言うだけだった。私は時報や天気予報と話しているような気がしてしまって
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
綿のように疲れはてた。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
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その他の前進・歩き方の表現・描写・類語(歩く・歩き方のカテゴリ)の一覧 ランダム5
一歩進むたびにスニーカーの底が柔らかい土に沈んだ。
本谷 有希子 / 異類婚姻譚 amazon
夜の暗さを突き破ろうとするように、どこまでも歩きつづける
ウィリアム・アイリッシュ / 黒いカーテン amazon
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おかあさんを横に潰 したような膨 れた顔
岡本かの子 / 雛妓
意識はなくなってもひげは伸びるとみえて、白い 粗朶 のような口ひげは 蝶番 がこわれたかと思うほど大きくあけた口のまわりで、 艶 を失ってこまかく震えている。
向田邦子 / ダウト「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
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