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妙に落胆する

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気分が落ち込む・気持ちが沈むがっかり・落胆する

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単語の意味

妙（みょう）

妙・・・とてもいい。非常に優れている。または、不思議、奇妙なこと（さま）。

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気分が落ち込む・気持ちが沈むの表現・描写・類語（悲しみのカテゴリ）の一覧ランダム５

気持ちが沈みこんだ。沈んで沈んで、井戸の底の闇の彼方に落ちていきそうになった。

小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録　amazon

がらんと空虚に銷沈（しょうちん）しがちな心

宮本百合子 / 伸子

宮本百合子 / 伸子

林芙美子 / 新版　放浪記

がっかり・落胆するの表現・描写・類語（気分が晴れない・落ち込むのカテゴリ）の一覧ランダム５

流しすぎた涙のために、力を失って、死んだ鶏のようになっていた

三島由紀夫 / 美徳のよろめき　amazon

声も出ないほど打ちのめされる

関連カテがっかり・落胆する絶望・希望がないとても気分が晴れない・落ち込む

すっかり落胆する

虚脱感に包まれて、彼は無性にどこか静かなところで休憩したくなった

宮本輝「道頓堀川（新潮文庫）」に収録　amazon

どしゃぶりの雨にさらされた柳のように打ちしおれて

吉本ばなな / 満月キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録　amazon関連カテがっかり・落胆する気分が落ち込む・気持ちが沈む

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自分自身を剥奪された感じ

落ち込んで小さくなる

関連カテ気持ちが萎える（しょんぼり）がっかり・落胆する大きさ

（待っていた電話でなくてがっかり）朝食の途中で電話が鳴る。どきんと跳ね上がった心臓が、番号表示で姉からだとわかった途端、倦怠感に膨れ上がって喉からはみ出てきそうになる。

沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録　amazon関連カテだるい・気分が重い・倦怠感がっかり・落胆する電話の音・電話が鳴る・着信

我ながら浅はかな考えに不快感が伴う

関連カテ罪悪感・後ろめたい・良心の呵責後悔するとても後悔する自己嫌悪

何か体の芯から力が抜けて、存在が立ちゆかなくなるような感覚に見舞われた。その空隙に、冷たく、薄汚い不快が染み渡っていって、もうそのすべてを取り除くことは出来そうになかった。気分というものを、そんなふうに液状の何かと感じ取ったのは、この時が初めてだった。

平野啓一郎「ある男」に収録　amazon

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うずくような悲しさ

関連カテとても悲しい

泣こうか泣くまいか思案しているような顔つき

宮本輝「道頓堀川（新潮文庫）」に収録　amazon

ため息をつく代わりに、コーヒーを飲み干した。

湊かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録　amazon

尖った上唇を下唇にかぶせて、半泣きの烏天狗みたいな顔つきになる。

沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録　amazon関連カテ口（唇）を尖らせる泣き顔

彼は同じ電車の誰よりも自身を惨めな人間に思わないではいられなかった。とにかく、彼等の血は循環し、眼にも光を持っている。が、自分はどうだろう。自分の血は今ははっきり脈を打って流れている血とは思えなかった。生温く、ただだらだらと流れ廻る。そして眼は死んだ魚のよう、何の光もなく、白くうじゃじゃけている、そんな感じが自分ながらした。

直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録　amazon

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