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起こしたベッドに寝ているのも体力を使うらしく、ほっておくとどんどん上体が横へずり落ちていってしまう。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:31% 作品を確認(amazon)
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患者・病人・けが人 座り姿勢
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前後の文章を含んだ引用
......ところに、雪見が厚手のクッションを潜り込ませる。以前は、満喜子が電動ベッドを買ったらどうかと圧力をかけていたものだ。しかし、検査入院したときがそうだったのだが、起こしたベッドに寝ているのも体力を使うらしく、ほっておくとどんどん上体が横へずり落ちていってしまう。買っても大して意味をなさないというのが義母と雪見の結論になっていた。義父が優柔不断にかわし続けているうちに、満喜子もそのことは言わなくなってしまった。「じゃあ、......
単語の意味
上体(じようたい)
上体・・・身体の腰から上の部分。上半身(じょうはんしん・かみはんしん)。
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エレヴェーターの奥の角に座り込んで、左右の壁に体を支えてもらった。
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椅子の中に深く沈みこみ
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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押し合いへし合い並んでいる
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深い渓谷をのぞくような姿勢
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