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カーテンの僅な隙間から、一本の震える細い金線のような光線が薄暗い部屋に射しこみ、化粧台の上の白粉壺に、小さい燃える炬火たいまつのような閃きをつくっている。
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:3% 作品を確認(青空文庫)
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朝日・朝の光 カーテン 室内に差し込む光
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前後の文章を含んだ引用
......にも活動の後の睡眠をたのしむ風でさっさと寝台に入った。  次の朝、伸子はいつもの通り元気を恢復し、爽やかな気分で目覚めた。寝室のカーテンはまだ閉じたままであった。カーテンの僅な隙間から、一本の震える細い金線のような光線が薄暗い部屋に射しこみ、化粧台の上の白粉壺に、小さい燃える炬火たいまつのような閃きをつくっている。  彼女は、静かな気持でかけものをはねのけて起き上った。伸子は、首をのばし、彼方の寝床を眺めた。父は先に起きてしまったと見え、床は空であった。  伸子は、枕許の時計......
単語の意味
光線(こうせん)
燃える(もえる)
光線・・・光のすじ。光の線。差してくる光。
燃える・・・1.物に火がつく。燃焼する。
2.気持ちが高ぶる。熱中する。
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