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元気がないぶん、ぼんやりと考え事ばかりして
吉本 ばなな / 大川端奇譚「とかげ (新潮文庫)」に収録 ページ位置:26% 作品を確認(amazon)
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元気がない人
ぼんやり・朦朧・ボーっとする
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......ごと、川に入ろうと思ったりしなかった?」「それはなかった。」 母はくすくす笑って、何のまじりけもない明るい顔で言った。「もっと漠然とした事ばかり、考えていたわ。元気がないぶん、ぼんやりと考え事ばかりして、人生であんなにゆったりしたときはなかったかもしれない。あの枝についている赤い花は何だろう、とかいつも来るあのおじいさんは、何を考えて川面を見ているんだろう、と......
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何を話しても生気がなく面倒くさそうだった
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
君さあ、なんかスイッチ切れてるみたいな感じだよ。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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(ボーっと歩く)手や足や胴体がそれぞれ勝手に歩行の真似事をしてはいるが、身体の主は不在だとでもいうような頼りなさだ。《…略…》空っぽだ。歩いてくるもののなかに何も入っていない。《…略…》普段の陣治を突き動かす情動のすべてが、すっぽり抜け落ちてしまっていた。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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次第にからだが暖かになる。眼のふちがぽうっとする。耳がほてる。歌がうたいたくなる。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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巴里人の殆ど全部が街へ出て騒ぐ巴里祭の混雑のなかで
岡本かの子 / 巴里祭
分別くさく大人のようにひからびているくせに利口そうでもない。
壷井 栄 / 裲襠 (1958年) amazon
「気分が晴れない・落ち込む」カテゴリからランダム5
湯あたりにも似た倦怠感。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「死ぬことを決めた人はね、半分心があっちの世界に行ってしまうの。だから、顔がないのよ。飛び降り自殺する直前の人なんて、のっぺらぼうに見えるんだよ。」
吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
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すでに眠気が瞼を襲い始めている。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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