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(余命わずかの患者)垢じみた布団に身を横たえているおばはんの眼に光が次第に消えていく
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 ページ位置:14% 作品を確認(amazon)
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患者・病人・けが人 瀕死・虫の息
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......勝呂はこれと同じように茶色くしなびた彼女の細腕を思いうかべた。戸田の言う通りなのだ。あの女はもう十か月は保たないだろう。毎朝、臭気のこもった大部屋に行くたびに、垢じみた布団に身を横たえているおばはんの眼に光が次第に消えていくのを彼はとうから気づいていた。 あれは門司が空襲で焼かれた時、この街に妹を頼って逃げてきた患者である。街にいってみるとその妹も家族と共に行方不明になっていた。警......
単語の意味
垢(あか)
・・・皮膚の上の、汗やほこり、脂が交じってできる汚れ。
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十和子のためにひとりの男が殺人まで犯したと思うことが一種甘美であるからか。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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