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(部屋主が)いなくなったこの部屋の、本棚の陰、揺れるカーテン、テーブルの脚のところ。そういうささやかな 暗闇 が、現実から少しずつずれていた。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 ページ位置:83% 作品を確認(amazon)
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喪失感(大切なものを失う) 使われていない部屋・部屋主がなくなった部屋
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前後の文章を含んだ引用
......い。」「そう……。」 うまく考えられなかった。借りたスカートが目に入った。寝じわがよっていた。時間の経過を感じた。萃がいたときからの。そして、気配があった。萃がいなくなったこの部屋の、本棚の陰、揺れるカーテン、テーブルの脚のところ。そういうささやかな暗闇が、現実から少しずつずれていた。「呪いってあったのかな、萃の言ったように。」 私は言った。 雨が降ってきた。窓の外から、しとしとと暗い音が聞こえてきた。夜にまぎれて訪れる、憂鬱な気配は満潮のよ......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
暗闇(くらやみ)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
暗闇・・・1.暗い闇。光がなくて見えない状態。また、そういう場所。
2.人目につかない場所。人の知らない場所。
3.1が転じて、希望がもてないこと。見通しが立たず将来に不安を感じている状態。
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どの人間も、俺よりはましな生活がありそうだが、俺と同じようにかなしそうに見える。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
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団地の直線的な輪郭が空を複雑な形に切り取っていた。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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