風の音の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
耳元でぐるぐる捩れながら吹き過ぎていく風の音
宮本輝 / 道頓堀川 amazon
ひび割れた穴にさまざまな風が吹き入って、異様な音を立てて歌を歌う
円地 文子 / 朱(あけ)を奪うもの amazon
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生活音の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
どこかで布団を叩く音が鞭のように聞こえる
高樹のぶ子 / その細き道(遠すぎる友) amazon
双子たちはそのあいだ野菜を切り肉を炒め米を炊いた。《…略…》ヘンデルの「レコーダー・ソナタ」をひっぱり出してプレイヤーに載せ、針を下ろした。《…略…》レコーダーとヴィオラとチェンバロのあいだに通奏低音のように肉を炒める音が入っていた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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「音の響き」カテゴリからランダム5
ざわざわという音が、平らな煙みたいに目の高さを漂う
村上春樹 / めくらやなぎと眠る女 amazon
路上を帰って行く足音を、武内は何かゼンマイのほどけつつある音として聞きいっていた。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
「風」カテゴリからランダム5
西風がわずかに乾いた砂をさらさらと掃くようにして吹いている。
長塚 節 / 土 amazon
窓のそとは絶えず吠えるような風の音が続き
宇野 千代 / 色ざんげ amazon
「室内のようす」カテゴリからランダム5
便所に入れてある香料の箱からは上品なバーで飲むジン・ライムのような香りが漂っていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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