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空気ははっとするほど新鮮で、あたりには静寂が満ちていた。それにあわせて聴覚を調整しなおさなくてはならないほど深い静寂だった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 作品を確認(amazon)
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静けさ・静寂
田舎(いなか)
綺麗な、澄んだ空気
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単語の意味
静寂(せいじゃく)
静寂・・・物音一つなく静まり返っていること。ひっそりとして寂しさのあること。また。そのさま。「寂」は訓読みで「しず(か)」とも読める。
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静けさ・静寂の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ひっそりとして、真空のように閑(しず)か
木山 捷平 / 大陸の細道 amazon
すべてが影のようにヒッソリと静り返っている。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
ボールの弾む音が、不規則なときを刻むほか、あたりは溶け入るようにしずかだった・・・。
石坂洋次郎 / 青い山脈 amazon
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夏目漱石 / 吾輩は猫である
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標本的の画ばかり描いている私にはこの自然も蒔絵 の模様のようにしか写されない
岡本かの子 / 東海道五十三次
丘をひとつ越すと、夢のようなうつくしい山間がある。
阿川 弘之 / 雲の墓標 amazon
糸を引くがごとき連峰が夢よりも淡い
国木田 独歩 / 武蔵野 amazon
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(侵入者の気配に気づく)二人が音も立てずに靴を脱いだ時、急に濃度の上がった空気に息苦しさを感じて目を覚ましたのだ。彼は、甘く重苦しい空気が垂れ幕のように胸に覆い被さるのに我慢できずに、水を飲もうと起き上がった。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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