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(隣室の音に)耳をそばだてた。柔く床に倒れるサユリの肌やそれを押さえつけるスタンの骨のきしみの気配を、扉を一枚隔てた場所で、驚くほど正確に彼は感じ取った。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 ページ位置:81% 作品を確認(amazon)
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耳を澄ます・聞き耳を立てる 人の気配
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前後の文章を含んだ引用
......室のきぬ擦れの音を誰が作っているのか、彼にはっきりと悟らせる結果になったのである。 二人の思いやりにあふれたその行為を理解して、シンイチは、怒ることすらできずに耳をそばだてた。柔く床に倒れるサユリの肌やそれを押さえつけるスタンの骨のきしみの気配を、扉を一枚隔てた場所で、驚くほど正確に彼は感じ取った。堪えきれない小さな溜息。指の間で糸を引く粘膜の震えるようすなどを。 サユリは声を出さずに吐息を組み合わせてスタンの名を呼ぶだろう。そして、自らの快楽を分け与える......
単語の意味
隔てる(へだてる)
欹てる・側てる(そばだてる)
隔てる・・・間に何か置く。間に何か置いて交流や行き来できないようにする。時間的、空間的に間をあける。
欹てる・側てる・・・1.一方の端を高さを上げる。そびえたたせる。
2.目や耳などを、一つの方向に神経を集中させる。
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