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好人物の顔を丸出しにして褒めそやす
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:16% 作品を確認(青空文庫)
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ほめる・絶賛・賞賛
ポジティブな人の印象
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前後の文章を含んだ引用
......ら仕方がない」 「学校の先生方も、基礎教育だけは日本でしろとずいぶん止められたんですが、どうにもこれ(かの女を指して)が置いて行けなかったんで」 すると老紳士は、好人物の顔を丸出しにして褒めそやすようにいった。 「なるほど、ひとり息子さんだからな、それも無理はない」 かの女は他人 のことばかりに思いやりが良くて、自分の息子には一向無関心らしい老紳士が、粗 っぽ......
単語の意味
誉めそやす・褒めそやす(ほめそやす)
好人物(こうじんぶつ)
誉めそやす・褒めそやす・・・誉めまくる。事あるごとに誉める。
好人物・・・相手に好感を与える接し方ができる人。気だてがいい人。お人よし。
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「人の印象」カテゴリからランダム5
もはやこの男は生命を持ってはいない。
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
血液なんて一滴も流れていないかのような白くて弱々しい弟の腕
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
「喜び」カテゴリからランダム5
男がちゅっと時子の白い足袋の先を吸った。「ああ」 時子の血液ばかりかすべての液体は、その足袋の上の続いて交差するところに流れるかのようだった。
林 真理子 / エンジェルのペン「最終便に間に合えば (文春文庫)」に収録 amazon
この男の射精には何の興奮もなかった。自動販売機のようだと思った。
村上 龍 / 受話器「トパーズ (角川文庫)」に収録 amazon
「好き」カテゴリからランダム5
むず痒いような悦びと愛とが起って来るのであった。それは「新緑が胸の中に萌え出るような感じ」であった。
長与善郎 / 陸奥直次郎 amazon
したゝるような父親の慈愛 の眼で娘の方を見やった
岡本かの子 / 巴里祭
深い愛情は姉のようでもあった。彼はそれによりかかった。
松本 清張 / 与えられた生「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
「満足を伝える」カテゴリからランダム5
ホールはまだぱちぱち手が鳴っています。それどころではなくいよいよそれが高くなって何だかこわいような手がつけられないような音になりました。
宮沢賢治 / セロ弾きのゴーシュ
「感動」カテゴリからランダム5
なるほどな。もう一度、深呼吸とともに思う。なるほどな。吐き出す息が、ため息の重さになる。
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
飛び出しそうに目をむいて
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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