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疲労のはて、欲も得もなく眠りこけた。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:56% 作品を確認(amazon)
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疲れる・疲労感
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前後の文章を含んだ引用
......宿をきいて泊まった。丸惣に投宿すれば、安田の調査と一挙両得だが、切りつめた旅費では我慢せねばならなかった。 その夜から雨が降りだした。三原は雨の音を聞きながら、疲労のはて、欲も得もなく眠りこけた。 朝、十時すぎになって、あわてて起きた。昨夜の雨はあがっていて、畳の上に陽がさしていた。少し寒い。やっぱり北海道だなと思った。 三原は飯を食うと、まず札幌中央署......
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疲れる・疲労感の表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
朝から真夜中まで、からだがコンニャクのようになるほど駆けずり回る
小林 多喜二 / 蟹工船 一九二八・三・一五 amazon
胸や腹がひどく疲れて今にもからだが二つに折れさうに思はれました。
宮沢賢治 / ひかりの素足
何か懸案の大仕事をなし遂げた時のような快い疲労
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
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眠たい・眠気の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
海綿が水を吸うように、じくじく眠りを吸収する
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
目を閉じて、今にもとろりと眠りに落ちそうな感じ
吉本 ばなな / とかげ「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
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「嫌い」カテゴリからランダム5
淡い旅疲れで、彼は気分も頭もいい位にぼやけていた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
考えれば考えるだけの億劫と、重くのしかかるものが大阪、母子、を思うと、その字づらからその音からその方角から心象から、いつもわたしの背後に向かって一切の音のない、のっぺりとした均一の夜のようにやって来ては拭いきれぬしんどさが、肺や目をじっとりと濡らしてゆく思い。
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
泣きも笑いもしていない。憎悪だけが静かにアルコオルのように完全燃焼する。
大江 健三郎 / われらの時代 amazon
「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
(喉のえぐられた傷)息をいたすたびに、傷口でひゅうひゅうという音がいたすだけ
森鴎外 / 高瀬舟
あなたの体液の一滴が、わたしの中で繁殖し続けているというのに。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
夢のもどかしさが、奇妙な襟巻のように喉に絡み付く
北村 薫 / 水に眠る amazon
うわ、本当にもう寝てる、と台所にお茶を飲みにきた雄一の声を、頭の片すみで聞いたような──気がした。
吉本 ばなな / キッチン「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
「退屈」カテゴリからランダム5
柔らかな眠けをそっとひきずって
吉本 ばなな / キッチン「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
朝の礼拝堂に糞尿の気が流れてきたよりも、もっと興ざめなこと
岩田 豊雄 / 獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 amazon
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