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わたしたちの他には、誰も歩いていなかった。時々通る車の音さえどことなく柔らかく、決して静けさを破らなかった。二人の靴音だけが、心地よいアクセントになって、アスファルトに響いていた。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 ページ位置:23% 作品を確認(amazon)
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静けさ・静寂 足音・靴音 夜のしじま(静けさ)
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前後の文章を含んだ引用
......が、僕にぴったりなじんでいる感じがした。何か懐しくていとしい気持ちにさせてくれる喪服だったんだ。うまく、説明できないけど。」 彼は一つ、小さなため息をついた。 わたしたちの他には、誰も歩いていなかった。時々通る車の音さえどことなく柔らかく、決して静けさを破らなかった。二人の靴音だけが、心地よいアクセントになって、アスファルトに響いていた。「それはきっと……」 彼は続けた。「十八人分の死の、涙とか悲しさとかつらさのせいだと思うんだ。そんなものが、喪服を優しくしているんじゃないかって……」 坂は、ま......
単語の意味
何処とも無く(どこともなく)
何処とも無く・・・はっきりとした場所は言えないが、なんとなく。どことなく。
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墓場は完全な沈黙に被われた
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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窓の外には静かな夜が舞い降りていた。
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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答えるもののないままに電話のベルは鳴りつづけた。ベルは暗闇の中に浮かんだちりを鈍くかきまわしていた。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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もうすっかり日が暮れているのに気付き、部屋の電気のスイッチを入れた。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
夜は時としてその黒い懐の中に明日の期待を秘めている。
阿刀田 高 / 恋は思案の外「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon関連カテ希望を持つ・期待する・待望
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