(病院)革靴の底がリノリウムの床の上で神経質な音を立てる。
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単語の意味
リノリウム(りのりうむ)
リノリウム・・・シート床材のひとつ。つなぎ目がないつるつるのカーペット状で、見た目はゴムや塩ビのような素材。エスカレーターの手すり部分を薄くした感じでもある。世界中の医療施設や教育施設、公共施設などで幅広く使用されている。ほかに目にする場所としては、学校の体育館内にある、コートの内側やライン部分など。
天然素材(亜麻仁油、木粉、コルク粉、ロジン、ジュート、石灰岩、天然色素など)から製造される。
天然素材(亜麻仁油、木粉、コルク粉、ロジン、ジュート、石灰岩、天然色素など)から製造される。
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診察室にも 垢 臭い変な臭いがこもっている。ここに来た患者たちが溜めていった体臭なのか、それとも薬の臭いかわからない。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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五つの声が風の中で 縺れあって耳に届いてくる。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
頭まですっぽり蒲団をかぶって目を見開いていた。屋根の雪が少し滑り落ちていった。誰かの足音が路地から川べりへと移っていき、やがて聞こえなくなった。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
耳の中にまで雨水が流れ込んで気がするほど、雨の音が大きくなる
中沢 けい / 野ぶどうを摘む amazon
音色に滴るような弾力があり脹らみがある
横光 利一 / 罌粟の中 amazon
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この家のブザーを聞くのは初めてだったので、わたしはひどくびっくりしてしまった。それは動物の悲鳴のように、乱暴に響きわたったのだった。
小川 洋子 / 夕暮れの給食室と雨のプール「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
師匠の家の古い紙箱のような屋根裏
川端康成 / 雪国 amazon
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(ホテルのロビー)巨大なシャンデリアが下がっている吹き抜けのロビーには、様々な国の言葉が溢れていた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
ちょうど昼食どきなので、広い店の大半のテーブルはふさがり、給仕はいそがしそうにお皿をかかえて、テーブルの間をぬって歩いていた。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
「病院」カテゴリからランダム5
緇い俎板(まないた)のような簡単な手術台
加能 作次郎 / 世の中へ amazon
病室の中央には、十分に乾燥したシーツでたっぷりと包まれたベッドがあった。それは大きな白い動物がうずくまったように重そうだった。クリーム色の壁紙でおおわれた病室で、ベッドの白さがくっきりと浮かび上がっていた。いろいろなものが、その白く盛り上がったベッドを中心に配置されていた。普通の家の寝室やホテルのベッドと違って、それはもっと意味深いもののように思えた。ベッドの周りに病室があるような感じがした。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
カーテンの向こうは、冷たい光を反射するリノリウムの床に医療機器や酸素ボンベなどが雑然と置かれた処置室だった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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