動作・仕草・クセの比喩表現の例文 一覧

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動作・仕草・クセの比喩を使った文章の一覧(891件)
テニス大会で優勝したダブルスのペアのように拳をぶつけ合った
七尾 与史 / 死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) amazon
全身飴のごとく、床へへばりつく
ジュール・ルナール / にんじん amazon
鮑(あわび)の身のように体じゅうを引き締めて硬くなる
谷崎 潤一郎 / 猫と庄造と二人のおんな amazon
家を燕のように軽々と飛び出す
川端 康成 / 掌の小説 amazon
二人の子供が、中のよい犬の仔のように泳ぐ
庄野 潤三 / プールサイド小景 amazon
車にはねられた犬のように、よろよろと立ち上がる
小池 真理子 / 小池真理子のミスティ―小池真理子短篇ミステリ傑作集〈1〉 amazon
石に化したように身動きせずに立ちつくす
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
レーダーを持っているみたいに動き回る
マイ・シューヴァル / バルコニーの男 amazon
野うさぎのように物かげに隠れようとする
室生 犀星 / 舌を噛み切った女 (1957年) amazon
餅を飲み込むように大きく頷く
獅子 文六 / てんやわんや amazon
魂を抜かれたようにただコクコクと何度も頷く
鷺沢 萠 / 大統領のクリスマス・ツリー amazon
のようにこくりと頷く
高樹 のぶ子 / 光抱く友よ amazon
ありありと眼に映るように描写する
夏目 漱石 / 『土』に就て 長塚節著『土』序 amazon
スタート前のスプリンターのように手首を振りながら立ちジャンプする
七尾 与史 / 死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) amazon
からだを尺取り虫のようにして起き上がろうとする
小林 多喜二 / 蟹工船 一九二八・三・一五 amazon
大きな樹か岩のように安心してよりかかれる夫
円地 文子 / 朱(あけ)を奪うもの amazon
はっはっと男のように闊達に笑う
壷井 栄 / 大根の葉・暦 (1980年) amazon
恋人の訪れのごとくイソイソと階段を降りる
坂口 安吾 / オモチャ箱・狂人遺書 amazon
ラジオ体操をやっているような踊り
西木 正明 / 『幸福』行最終列車 amazon
時が水泡の中を動くように同じことの繰り返し
藤枝 静男 / 或る年の冬 或る年の夏 amazon
八十の老婆のように腰が重い
荻野 アンナ / 背負い水 amazon
いきな芸妓姿で会場を金魚のように華やかに泳ぐ
胡桃沢 耕史 / ごきぶり商事痛快譚 (1) amazon
しくしく蚊のように泣く
泉 鏡花 / 高野聖 amazon
小さな獣のように階段を駆け下りる
原田 宗典 / 十九、二十(はたち) amazon
泥棒ネコのようにこっそりと螺旋階段をのぼる
開高 健 / 地球はグラスのふちを回る amazon
牡蠣のようにへばりつく
島尾 敏雄 / 出孤島記 amazon
濛々たる暗霧の中に包まれて、筆が躊躇する
山田 美妙 / あぎなるど―フィリッピン独立戦話 amazon
身辺の日常をかき流して行くふうの気楽な書き方
藤枝 静男 / 或る年の冬 或る年の夏 amazon
風が吹くように笑う
野間 宏 / 崩解感覚 (1956年) amazon
壁が崩れるような笑い方
獅子 文六 / てんやわんや amazon
のように辛抱強い動きを繰り返す
藤沢 周平 / 三屋清左衛門残日録 amazon
ガラスのかけらでも噛むようにゆっくり食べる
ジュール・ルナール / にんじん amazon
白い蛇のようにぴったりからまりあっている二つの体
胡桃沢 耕史 / ごきぶり商事痛快譚 (1) amazon
癖のある投げたような笑い方
大仏 次郎 / 冬の紳士 amazon
吹き付けのコンクリートの砂のように壁にぴったりとくっつく
ウィリアム・アイリッシュ / 黒いカーテン amazon
ゴキブリのようにシーツにへばりつく
池田 満寿夫 / 10フランの恋人 amazon
腹を強く殴られてゴキブリのようにひっくり返る
小林 信彦 / 世界でいちばん熱い島 amazon
壊れやすい宝物のようにそっと握りしめる
内館 牧子 / あしたがあるから amazon
審判を仰ぐ罪人のように足元にひれ伏す
ロナルド・マンソン / ファン・メイル (上) amazon
女の涙腺は蛇口と同じ
宮部 みゆき / とり残されて amazon
シャッターの連続音が射精に近い快感
小林 信彦 / 神野推理氏の華麗な冒険 amazon
大げさに手を振ってくれた。まるで遠い辺境の地に出征する兵士を見送るみたいに
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
肩胛骨が水面すれすれに蝶の羽のように美しく動いた
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
擬態する動物のように息を殺し、匂いを消し、色を変え、闇に身を沈めている
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
ハチミツを与えた熊のように時計を喜んで受け取った
綿矢 りさ / You can keep it.「インストール (河出文庫)」に収録 amazon
シャム双生児みたいにぴたっとくっついている
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
拳でがんと一つ張られると、鱒(ます)は女の足のようにべっとりと動かなくなるのであった。
室生 犀星 / あにいもうと「幼年時代・あにいもうと (新潮文庫)」に収録 amazon
悪いな、ぼくは黙ってゴキブリみたいに行かせてもらうよ。
島田 雅彦 / 観光客「ドンナ・アンナ (新潮文庫)」に収録 amazon
餓えきった痩せ犬が不時の食にありついたかのように彼はがつがつとたちまちの間に平らげてしまった。
志賀 直哉 / 小僧の神様「小僧の神様 他十篇 (ワイド版岩波文庫)」に収録 amazon
飢えた狼のように貪り飲んだ。
葉山 嘉樹 / 海に生くる人々 amazon
噴水のような哄笑の衝動
開高 健 / 裸の王様 amazon
震えるような拍手
向田 邦子 / だらだら坂「思い出トランプ (新潮文庫)」に収録 amazon
のように身がるくそれを避けて飛び去り
和田伝 / 沃土「和田伝全集 第2巻」に収録 amazon
涙が搾るように頬を伝って来ました。
井上 靖 / 猟銃「猟銃・闘牛 (1974年) (井上靖小説全集〈1〉)」に収録 amazon
まるで飢えた人が食い物をあさるように茶道具をあさった。
司馬 遼太郎 / 国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉 amazon
岩にうちつけられて死に果てる魚のように、ぴりぴりと瞼を痙攣させる。
岡本 かの子 / 落城後の女「岡本かの子全集 (第3巻)」に収録 amazon
南瓜(かぼちゃ)を踏み潰した様な貧弱な恰好の靴
内田 百けん / 特別阿房列車「第一阿房列車 (新潮文庫)」に収録 amazon
海老のように身を縮めて
堀田 善衛 / 鬼無鬼島 amazon
転がるように笑い出した
永井 荷風 / おかめ笹 amazon
長いこと乳のように吸った。
林 芙美子 / 風琴と魚の町 amazon
子供たちは豆のように弾けて笑った。
林 芙美子 / 風琴と魚の町 amazon
壁に蝙蝠のようにペタリと倚(よ)り添った女
行路難(正木不如丘)「大衆文学大系〈10〉田中貢太郎,正木不如丘 (1972年)」に収録 amazon
毎日土間のタタキを鏡のように洗わせなければ承知しない
野上 弥生子 / 茶料理「野上弥生子短篇集 (岩波文庫)」に収録 amazon
子供達が金色のように寄って来た
林 芙美子 / 耳輪のついた馬「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
蝗(いなご)のように部屋にとびこんでまいりました。
北 杜夫 / 硫黄泉「牧神の午後 (中公文庫 A 4-9)」に収録 amazon
蝶々のように躍る女の子
木山 捷平 / 大陸の細道 amazon
巣に隠れる鳥のように
島崎 藤村 / 新生 amazon
飛ぶように階段を下りていった。
尾崎 士郎 / 人生劇場 青春篇 amazon
のように科(しぐさ)が美しいのだ。
有吉 佐和子 / 華岡青洲の妻 amazon
風呂敷包みをまるでアンパンか何かのように子供らしく背後に隠して
林 芙美子 / 魚の序文「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
のように動かなかった。
野上 彌生子 / 哀しき少年「野上彌生子全小説 〈8〉 哀しき少年 明月」に収録 amazon
臓腑(ぞうふ)が抜けたようになって、足もとがふらふらした。
宇野 千代 / 未練「宇野千代全集 第4巻」に収録 amazon
万力のような抱擁だった。メキメキと骨が鳴った。
藤沢 周平 / 三ノ丸広場下城どき「麦屋町昼下がり (文春文庫)」に収録 amazon
むささびのように樹にへばり附いていた。
野上 彌生子 / 野上弥生子「哀しき少年 (ジュニア版日本文学名作選 38)」に収録 amazon
固い頬の肉で蒟蒻(こんにゃく)のように笑った。
和田伝 / 沃土「和田伝全集 第2巻」に収録 amazon
ふ、ふと湯玉が上ってくるように笑いの玉がこみ上げて来て、大きな声で笑っていた。
向田 邦子 / はめ殺し窓「思い出トランプ (新潮文庫)」に収録 amazon
下宿のように入りびたって
阿川 弘之 / 雲の墓標 amazon
拍手と怒号の波だ。
尾崎 士郎 / 人生劇場 青春篇 amazon
育ちざかりの七面鳥のように眼をむいてがつがつ食いまくる
和田伝 / 沃土「和田伝全集 第2巻」に収録 amazon
石垣もくずれるように笑い
室生 犀星 / 杏っ子 amazon
のような笑い方で笑った。
平林 たい子 / 桜「平林たい子全集 2」に収録 amazon
彼女の袂を挘(むし)るように掴むと
和田伝 / 沃土「和田伝全集 第2巻」に収録 amazon
ふいっとラムネの玉が咽喉(のど)につかえたように、そして身体中がかたくこわばって
吉屋 信子 / 妻も恋す「女の暦・妻も恋す (1951年) (傑作長編小説全集〈第6〉)」に収録 amazon
泥でこねたようにじっとしていた
有吉 佐和子 / 恍惚の人 amazon
夜の川のように、香菜江はそこに、じっとしていた。
永井竜男 / 風ふたたび「永井龍男全集 5 長篇小説 1」に収録 amazon
台所からは蠅のように女達が出て来た。
林 芙美子 / 耳輪のついた馬「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
棒杭(ぼうぐい)の如く佇む。
筒井 康隆 / 夢の木坂分岐点 amazon
けもののように素っ裸にされて
壺井 栄 / 二十四の瞳 amazon
手桶の水を馬のように飲んで
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
すばやい突風のように部屋にかけこみ
大江 健三郎 / われらの時代 amazon
餅を呑み込むように大きく頷いた。
獅子 文六 / てんやわんや amazon
ぺたりと畳に平蜘蛛のようにお辞儀をした
今 東光 / 夜の客「日本文学全集〈第59〉今東光・今日出海集 (1969年)お吟さま 痩せた花嫁 鶏頭 夜の客 他 山中放浪 天皇の帽子 他」に収録 amazon
凍りついた棒のように立っていた。
葉山 嘉樹 / 海に生くる人々 amazon
歯を剥き出して狂犬病の犬の如く笑う
島田 雅彦 / 聖アカヒト伝「ドンナ・アンナ (新潮文庫)」に収録 amazon
香(かぐわ)しい涙の果実
永井 荷風 / ぼく東綺譚 amazon
石像のように往来に佇んで
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
肛門に差し込む百目ろうそくのような灌腸器
平林 たい子 / 施療室にて「こういう女・施療室にて (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
水から上った鳥のように身震いして
林 芙美子 / 風琴と魚の町 amazon
体を鰕(えび)のように曲げて
森 鴎外 / ヰタ・セクスアリス amazon
馬の尻尾のように跳ね上り
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
墓石のように動かない。
三島 由紀夫 / 金閣寺 amazon
男の子を瘤のように背中にのせ
石坂 洋次郎 / わが日わが夢 amazon
あたたかい涙が湧湯(わきゆ)のようにあふれて流れた。
深田 久弥 / あすなろう「あすならう・オロツコの娘 (1954年) (現代日本名作選)」に収録 amazon
雀たちが、ころころ地べたを転がるように飛んでいる。
林 芙美子 / 魚の序文「林芙美子 [ちくま日本文学020]」に収録 amazon
のような鉄梯子(てつはしご)
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
少年は素裸にされて、手足を押さえつけられ、小人の国のガリバーになった。
島田 雅彦 / 聖アカヒト伝「ドンナ・アンナ (新潮文庫)」に収録 amazon
汽罐車が蒸気を捨てる時のようなかすれた口笛
平林 たい子 / 施療室にて「こういう女・施療室にて (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
養蚕前の大掃除のように家(や)さがしをして
和田伝 / 沃土「和田伝全集 第2巻」に収録 amazon
動物園のはっぴをきた男が、両手をアフリカゾウの耳のようにひろげて、さけんでいる
小出 正吾 / ジンタの音「小出正吾児童文学全集 (3)」に収録 amazon
材木のようにどさりと倒れて
藤沢 周平 / 麦屋町昼下がり amazon
湧き立つような拍手をうけて
尾崎 士郎 / 人生劇場 青春篇 amazon
空中で書いた私の文字は書き終わりがゆがんで伸び、ダイイングメッセージに似ていた。
綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 amazon
バネ仕掛けの人形のように上半身を起こした
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
米つきバッタみてえに床に額こすりつけ
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
学芸会のようなお辞儀
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
ヒキタテンコーみたいに姿を消しちまう
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
櫛の歯が抜けるように記者が辞めていった
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
素早い動きだった。花火のように、あっという間にいなくなった。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
けけけと美咲は、山姥みたいな笑い方をした。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
くすくす笑いじゃなくて、胸の辺りから笑いの漣がこみ上げてくる感覚
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
流し台で馬のように水を何杯か続けざまに飲んで
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
病人のかさぶたのように貝殻がびっしりとこびりついている。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
仔犬でも抱えるようにヘルメットを手にして
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
まるではしけに打ち寄せる波のようにやって来ては去っていった。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
むしゃむしゃ馬みたいに食べたい
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
唇は鍛え抜かれた陸上選手の太もものように、たくましく動く。
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
両手で湯呑みをつかみ、祈るようにゆっくりと飲みほした。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
登った木から降りられなくなった猫みたいに、どこへも行けず
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
わっとやってきて、わっと去っていく。イナゴの大群のようなものか
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
雛鳥のように待ってる
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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